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第2回やってみようデータ収集と活用法

良い作物をつくるには、適切な環境づくりが欠かせません。そこで大切になるのがデータです。環境データ、生育調査データを常に収集し、活用していくことがスマート農業の第一歩となります。

今回のダイジェスト

  • 2回目は農業におけるデータの重要性を解説。
    スマート農業において重要なデータは、環境データ、植物体データ、労務データなどがあります。
    これらのデータを正しく収集し活用する方法を学んでいきましょう。
  1. POINT1環境データ

    ハウス内であればCO2濃度、温度、湿度などのデータ。ハウス外であれば日射量、気温、湿度、風速などのデータを指します。それらのデータを収集し、解析することで、最適な環境へ調整することができます。

  1. POINT2生育調査データ

    生育調査は人間で言う健康診断のようなもの。作物の葉長、茎経、伸長量を計測し、数値化することで、変化をわかりやすくします。そうすることで環境コントロールが正しかったのか、改善すべきなのかがわかります。

まとめ
データは鮮度が重要なので現在ものを活用しましょう。また、あらゆるデータを常に収集していても最終の判断は人間です。その判断において最適な答えを導いてくれるのも記録データという名の、見える化された過去の経験です。
データ収集と活用はスマート農業の生命線なのです。